毎年、感染予防対策委員会による感染性胃腸炎の感染対策研修が2回あります。感染性胃腸炎(ノロウイルス)は感染力が強い為、嘔吐物の処理方法について実技を取り入れた研修を行いました。嘔吐物は半径1.6〜2.3mほど飛び散る為、広範囲にペーパーで覆い200ppm濃度の次亜塩素酸をかけ、ウイルスを吸い込まないようマスクの着用、嘔吐物が付着しないようガウンと手首が出ないように全体を覆う長い手袋を着用し、外側から内側に向かって集め嘔吐物が残らないように処理を行う流れになります。(嘔吐物は小麦粉を緩く溶いたもので代用)また、各ユニットに感染性胃腸炎対策用のキットが設置してあり、必要な物品と数量が正しく入っているかどうか参加者全員で再確認しました1月には感染性胃腸炎による居室内での対応方法についての研修が予定されています。研修がいかされるよう日頃からいざという時の、感染対策に対する意識と知識を持って職員皆んなで行動できるようにしていきます!